最新MV『SELFISH』を撮影した
メンバーからコメントが到着しました!
今回は2代目エモ担当、
エモーショナ・ル・ルカです☆
Q1.MV撮影はどうだった?
メインダンスシーンで背景に投影するプロジェクター映像が送られきたときは,冷や汗をかくような 怯える様な 強烈な感覚に陥りました。
戦争,水爆実験に原発など,政治的なことや歴史に刻まれた目を背けたくなるような写真や映像が織り交ぜられていて,ああ “SELFISH”って もしかしてこういうことを歌っていたのか、と。
勿論ディレクションしていただいたコンセプトと必ずしもリンクしている訳ではないのかもしれませんが,作品へのスケールがガッと広がったことで自分自身の解釈の浅さを恨みましたし この映像を背後に背負えるパフォーマンスが出来るかどうか,言葉にならない怯えがありました。
その状態で現場入りし,最初のダンスシーンではやはり私個人が求められているものや用意されているものを越せないかもしれないというとてつもない不安と自己嫌悪から,じわじわとどろっとしたものが噴き出してきて逃げ出してしまいたい心持ちでした。
ところが,まだまだシーンが残っていたのでなんとか都度都度やりきろうと切り替えて撮ったプロジェクターでのメインシーンでは 異常な寒さと体力の消耗もあってか,体感したことのない「ゾーン」の様な感覚に入り込むことができました。
スタートと同時にカットがかかる様な,足はもつれるし脳もぐらぐらに揺れて手は寒さで震えているのに熱くて とにかく楽曲が瞬く間の一瞬で終わってしまう様な .. 本当に不思議な経験でした。
まだ,限界突破したときに自分の知らない自分がいるんだと驚きました。
Q2.MVを見た感想は?
それでも,やはりライヴを重ねた今の激しいパフォーマンスに比べて これだけのものを準備して下さったのに,全体のダンスは甘いな .. と少し寂しい様な悔しい様な気持ちです。
観た方から,ルカ様のアップが少ない .. と言われるのですが,その唯一のアップがとち狂っていて他は殆ど顔が見えないの気に入っています。(笑)
別のお仕事でご一緒した方に観ていただいたら,『瑠花ちゃんがどれかわからなかった,何かに憑依されてる ..?』と言われて余計にお気に入りになりました。(笑)
Q3.エモーショナ・ル・ルカ的MVの見どころは?
ナーナは流石だと思いました。
こういうナーナを観たかった。
4人体制だからこそ生まれた作品だと信じているのですが,今のナーナの泣きたくなるほど格好良い覚悟と余裕の両方が抽出された非常に目を惹く映像だと想います。
このMVが上がったら,絶対に女の子がなあちゃんのところに殺到すると思っていたのですが,ん - 何でだろうなぁ .. ? (煽り)
このMVの見どころはそうですね,なあちゃんが好きってことです。
(でも「SELFISH」だけナーナとのツーショット一枚もなかったけど) (笑)
Q4.ファンの皆様へ一言!
この作品は,私達にとってもファンの皆様にとっても,今ポピエモ超良いよ、エグいよ! とおすすめする際に持ってこいのMVに仕上がっていると思います。
ポピエモは楽曲毎にぐるっと世界観が入れ替わり,ライヴでもその振り幅や”表現”に特化したパフォーマンスをお届けすることが4人の暗黙の共通理解の様な気がします。
それは初代の2人組POPPING EMOから引き継いだ繊細で最強な武器だと想いますので,この楽曲で度肝を抜こうがまだまだ通過点。
4人は常に先へ先へ,皆さんをドキドキさせるための準備をしています。
今を見逃さないでいただけます様に。
“暴走したい衝動に正解なんて求めないで”
私はこの詩に救われました。
重たい水に浸かった足元の透明度が澄んだ気がした,こんなにハードな曲ですっとするなんて不思議だね。
長くなってしまいましたが,最後まで読んでくれて有難う。
SELFISH( :わがまま、利己的 )に生きて行こうな !
▼MV『SELFISH』
▼LIVE ver.『SELFISH』
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